「どちらのコーチが言うことが正しいの?」
「さっきのコーチと言ってることが違うけど……」
少年野球で、子供たちに教える立場の指導者として、子供からこういった意見を言われたことはありませんか?もしくは、言えない子供が多く存在することに気が付いているでしょうか?
このような「指導者同士の意見が異なってしまう指導法のトラブル」が必ず起きてしまいます。最悪の場合、このトラブルが原因で、「子供が困惑し、自分の思う野球が出来なくなる」可能性もあります。
トラブル解決のためにも、以下のポイントをおさえて、最後までこの記事を読んでいただければ、
「子供が自分で考えて、野球を進めていけるチームへ」再編することが可能です!
子供達が自分で判断できる対処法を考える

筆者が良く知る少年野球チームで実際起きたトラブルです。子供が困ってしまう指導法をなるべく無くし、分かって楽しい指導法が増えることを願います!
なかには、「子供が話を聞かなくて困っているが対処法はあるのか??」と疑問に思う読者もおられるはずです。このサイトでは、こういった疑問に対してもお答えしていきます。
それでは、「意見の不一致」とはどういった内容なのか、詳しく見ていきましょう。
指導者同士の意見の不一致

指導者も野球をしている子供の一親である、また野球経験がある人がほとんどです。なので、育ってきた家庭環境や野球環境によって考え方は様々なため、意見が異なりがちです。
トラブルの例
子供たちは野球の練習や試合で、瞬時に判断を下さなければならない場面がいくつも出てきます。その場合、監督やコーチに全く違った意見を言われてしまうと困惑してしまいますよね。
そういった例を挙げてみます。
(例1)ランナーが1,3塁の時、ピッチャーの投球後1塁ランナーが2塁へ盗塁したため、キャッチャーが2塁へ送球しました。3塁ランナーはホームへ走らず様子を見ているだけでした。
この場合、どういった指導を子供に伝えるのでしょうか?
ある指導者は3塁ランナーの子に対して、

キャッチャーが2塁に送球すれば、何も考えずにすぐにホームへ走る
と伝えていました。
しかし、別の指導者は、

様子を見て、行けそうならば行って、無理ならば3塁ベースへ戻る
と伝えていました。
子供の困惑した顔を今でも覚えています。
2人の伝えたいことは両方とも決して間違えではありません。
しかし何が問題なのかというと、1つの事例に対して、指導者同士が意見を一致していないことです。
(例2)4年生中心のチームではストライク球が1球目からくれば、見逃さずに初球からどんどん打っていこうと言われているのに、5年生中心のチームに入って試合をすれば、1球目は必ず見逃しなさいと言われました。
学年によっては中心となる指導者が別々になり、言っている事が全く違ってしまう、そういったチームも沢山あります。
今や、小学生の野球人口も減少する中、同学年の人数だけでは足りずに、下の学年や上の学年と一緒にチームを組まなければならない状況も多々あります。こういった中、郷に入っては郷に従えの指導方法ではいつかは限界がくると思われます。

それでは、いったいどのようにしていけば良いのでしょうか?それでは、これらの対処法を述べていきます。
対処法は?
冒頭でお伝えしましたが、
- 子供達が自分で判断できる対処法を考える
ことになります。
何よりも重要な事として、誰が野球を行っているかを考えることです。
もちろん、答えは「子供達」ですよね。
その子供達に1つ1つのシチュエーションでどのような行動をとったらいいと思うかを聞いて下さい。自分たちで一旦考えてもらうのです。意見がまとまれば、行動に移します。
いわゆる、「子供から大人へ、そしてチーム内の全指導者へ意見を統一させていく方法」です。
これは、低学年、中高学年を問わず、チーム全体の指導者が協力して練習の時に行う必要があります。
様々な場面で、子供たちが自分で考えて行動を取れるように、指導者同士が意見の交換を常に出来る状態を作ることが大切になります。また、子供達一人一人の特性を指導者側が知っておくこともとても重要です。

試合は流動的です。1つに意見を固定するのではなく、何通りかの意見を持ってください。試合中に最終的な判断を下すのは子供達ですので、万が一間違った行動をとってしまっても、怒るのではなく、なぜそのような行動をとったのかを聞いて、適切なアドバイスをしてあげて下さい。
子供が話を聞かなくて困っているが対処法はあるのか??

子育てでも、よく聞く話ですよね。「言うことを聞かない」と、ついついイライラしたり……。
しかし、「指導者」という立場として、自分の子どもを育てるのと同じように、
- その子がなぜ聞きたくないのかを知ること
- その子の良いところを見つけて、褒めてあげる、「褒めてもらえた!」という経験を増やすこと
上記2点を何度も繰り返し行いましょう。
子供が「言うことを聞かない」裏には、「構ってほしい」、「話を聞いてほしい」気持ちが沢山つまっていますから。
まとめ

同じ少年野球のチームでも指導者の野球経歴は全く違います。また、野球経験で培ってきた価値観もさまざまです。したがって、1つのプレーに対して子供たちに異なった意見を伝える場面がよく見られます。
しかし、実際プレーをするのは子供達であり、全くちがったアドバイスを受けると困惑してしまいますよね。このトラブルをなくすためにも、指導者同士の意見交換が重要となります。
「子供達が自分で判断できる対処法」を行えば、子供たち自身で考えてプレーをすることが可能になっていきます。
子供たち自身で考えてプレーをしてもらうためにも、指導者が子供一人一人の特性を共通認識し、1つのプレーに対して何通りかの意見を持ち合わせ、実際の練習に組み入れていきましょう。
トラブルを1つでも減らすためにも、指導者同士の協力体制は必須になります。
子供たちに楽しく良いプレーをしてもらうために、まずは指導者側から変化を起こすことが必要です。

指導者側からの変化を起こす記事として、
>>>少年野球【徹底解説!】強いチームになるためにするべき指導法7選
>>>少年野球たったこれだけ?良い指導者になるための守るべき3か条
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また、保護者側の意識改革も必須です。
>>>少年野球【必見!】伸びる子伸びない子の違い|親の子に対する言葉掛けにある?!
>>>少年野球【子供を伸ばすには?】伸びる子の母親がしている3つのこと
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この他にも、少年野球には様々なトラブルが起きています。あわせて下記の記事も読んでいただくことをお勧めします!
>>>少年野球【トラブルメーカーは?】子供同士のトラブル発生要因を徹底解説
>>>少年野球【母親必見!】父親が子供のチームに不参加な場合のメリットとデメリット
>>>少年野球【揉める理由って?】コーチ同士のトラブル対処法を徹底
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このサイトを作った人

野球少年を育てる4人の子の母親であり、自身も小学校1年生~高校卒業までソフトボールをプレイしていた本格的な体育会系ママ。
小学校、中学校共に県大会で何度も優勝を経験。主に、キャッチャー、ファースト、センターを守っていた。
野球などで子供を指導する「指導力」は、子供を育てる親の「子育て力」と同じであると考える。
親は子供に接する自分の姿を今一度見直し、「誰のための少年野球チームであるか」を再認識してもらうことや、スポーツを通じて、子どもに「高い自信・自己肯定感」を持ってもらえるように、指導力のアップに貢献したいと考える。

