少年野球チームに子供は喜んで入ったものの、ドシンと伸し掛かってくるものが「親の役割」ですよね。
「なぜ、役割があるの?」
「どんな役割があるの?」
「役割があると負担だしストレスになるかも……」
少年野球チームにこれから入る予定である、または、入ったばかりのお父さん、お母さんによくある疑問や悩みだと思いますが、以下のポイントをしっかりと理解し、最後までこの記事を読んでいただければ、「親が担う負担も大きいが、親の役割の大切さも学び、親子の強い結びつきができる」チャンスにもなります!
- 役割がある理由
- 役割の種類
- 役割の中で起きるトラブル
- 親が役割を担い、子供を支える事で、子供が「見守ってくれている安心感」を得る
なかには、仕事が忙しい、人と接することが苦手などで、チームの役割に貢献できない方も出てきますよね。その場合に親が子供のためにできる役割とは何なのか?こういった疑問にもこのサイトではお答えしていきます。

長年ソフトボールを経験してきた中で、特に母親の負担は大きかったことを覚えています。筆者の場合、自分の時間を削ってまでも、子供のために時間を作ってくれる母親だったので、「支えられている安心感」と「親子の絆」はとても大きなものでした。
子供のために尽力することは、大変な道のりです。しかし、関わりあえる時間には限りがあります。後悔しないためにも、しっかりと親の役割を学んでいきましょう!
役割がある理由

理由としては、
- 地域の少年野球チーム、スポーツ少年団は非営利団体のため
です。「ボランティア」で少年野球チームを運営するためには、どうしても親の手助けが必要になってきます。また、活動を行うため、毎月支払う月謝はありますが、スポーツ教室や野球スクールなどの営利団体と比べると、値段は安くなっています。
なので、その地域の方々が監督を務めるケースもありますが、大体が子供の親であることが多いです。特に、コーチなどは、お父さんが大多数を占めますよね。
役割の種類

お父さん、お母さん関係なく、
- お茶当番
- 監督、コーチ、練習試合の審判
- 保護者会、役職
- 試合会場のグラウンド整備、設営
- 車出し
- お弁当作り
- チーム内のイベントの準備
- スコアを付ける
などが挙げられます。それでは、1つずつ見ていきましょう。
お茶当番
今は、大分減少してはいますが、まだまだ根強く残るのが「お茶当番」と呼ばれる役割です。
お茶当番では、
- 子供の足りない分の付け足し
- 監督やコーチへのお茶出し
- 夏場なら、熱中症への見守り
- 練習試合などでは、審判員へのお茶出し
などがあります。人数が多いチームでは、2カ月に1回ほど順番が回ってきます。

筆者の良く知る少年野球チームでは、お茶当番を廃止しております。当番を廃止することで、見守りが怠るのでは?と思った方もいるかもしれません。しかし、それとは逆で、むしろ強制力がなくなった分、沢山の保護者が自然と子供たちを見守るようになっています。
監督、コーチ、練習試合の審判
役割がある理由の所で述べた通り、地域の方々が監督として来ていただく場合もありますが、大半は「お父さん」監督、コーチ、審判であります。
毎週末、無償で子供たちのために、野球の練習や試合に出ることになります。
保護者会、役職
チームは1人だけではやっていけませんよね。お金の管理であったり、試合会場や練習場所の確保、対戦相手とのやり取りなどやることが山のように出てきます。
そこで、保護者が手分けをして、それぞれの役職に就きます。だれが、何をするのかを円滑に進めるために、「保護者会」というものを作り、そこで話し合いをして役割分担を決定します。
試合会場のグラウンド整備、設営
これは、特に「お父さんコーチ」の役割になります。毎回試合会場の設営を行うわけではありませんが、自分のチームが担当になった場合、
- 朝早くからグラウンドに出向く
- 駐車場の案内係をする
- グラウンドの設営をする
- 試合後には整備を行って元の状態に戻す
上記のような役割を担います。
車出し
練習試合や公式戦の時などに、そのグラウンドまで遠征に行くことがあります。電車やバスなどでは、野球道具を持ち運ぶことは困難なので、必ずといっていいほど、車を使用して移動を行います。
当番として順番に回すチームもあれば、毎回行ける人が手を挙げて出すチームもあります。
お弁当作り
練習試合や公式戦となれば、1日中になりますよね。お母さんもしくはお父さんが朝早く起きて、お弁当を作らなければなりません。
子供のためといえども、お弁当作りは負担になってしまいますよね。

筆者も何年もお弁当作りをしています。負担は大きいですが、子供たちが頑張る姿を考えれば、栄養バランスを考えることは親の大きな役目の1つであると思います。
チーム内のイベントの準備
練習や試合だけでなく、4月頃には新入生歓迎会、ゴールデンウィークには子供が楽しめるイベント、夏にはバーベキュー大会、年末にはチーム内での紅白戦、年始には卒団式など、イベントごとも多くあります。
その準備は誰がするのか?ここでは、「お父さん」よりも、「お母さん」の役割の方が多くを占めます。景品の買い出し、お肉や飲み物の買い出し、お昼ご飯の炊き出しなど細かい分担が必要になります。

筆者の良く知る少年野球チームでも、沢山のイベントがあります。上記に述べた通り、「母親」の役割がほとんどです。
しかし、皆が協力して、楽しみながら役割をこなしています。
スコアを付ける
スコアは、誰が付けるなどは決まっていません。チームによってコーチがつけたり、お母さんがつけたりと様々です。しかし、いずれにせよ、「誰か」が付けることには変わりはありません。

筆者の良く知る少年野球チームでは、スコアの書き方を学んでいるコーチが常につけておりました。周りのチームを見ると、お母さんが付けているチームの方が多く見かけます。
スコアの書き方にお悩みの方はこちらの記事をどうぞ!
役割の中で起きるトラブル

トラブルには、
- 保護者同士のトラブル
- 子供がレギュラーであるのとないのとの親の温度差が原因によるトラブル
- 家庭崩壊のトラブル
上記3点が挙げられます。詳しく見ていきましょう。
保護者同士のトラブル
お茶当番が出来ない、車出しが出来ない、家庭の事情によって役割を手伝える人と手伝えない人が必ず出てきます。
このお話に関しては、
に詳しく解説しているので、読んでいただくことをお勧めします。
子供がレギュラーであるのとないのとの親の温度差が原因によるトラブル
野球チームに入って、実際試合で活躍できるのは9人ですよね。その中に常に入っているのが、わが子であれば、親も常に練習や試合に顔を出しますが、逆に出れない子の親は、めったに顔を出しません。
そうなると、必然的に「出ている」親の方が、チームの中心的存在になり、最悪の場合、「出ていない」親の悪口を言ったり、派閥を作ったりしてしまいます。

この場合、早く監督がそのトラブルに気づき、親子ともにチームに顔を出しやすい体勢を整えなければなりません。小学生の間は特に、固定せず、沢山の子供達を色々なポジションで守らせてあげる、これも1つの解決策です。
家庭崩壊のトラブル
滅多にありませんが、「お父さんコーチ」がチームの方に熱心に取り組みすぎて、家庭の方をなおざりにしてしまうことにより引き起こされるトラブルです。
週末をすべて野球に使われて「嬉しくない」お母さんもいるのです。

筆者の家庭の場合、このケースとは真逆で、筆者が熱心に子供の野球を観る事で、家事がなおざりになると「嬉しくない」表現を何度も繰り返しされてきました。
夫婦でよく話し合い、子供のために理解と協力が必要ですね。
親が役割を担い、子供を支える事で、子供が「見守ってくれている安心感」を得る

親がチームのため、わが子のために頑張っている姿は必ず伝わります。小さなころは、気にもせず過ごすことの方が多いかもしれません。しかし、ちりも積もれば山となる。小さな積み重ねがやがて子供にも伝わり、それを感じ取れる年になれば、「安心感」の山へとつながっていきます。
子供の頑張っている姿を見守る、そうすれば、家に帰ってからも、「今日はここを頑張れたね」など、家族の会話も増える事でしょう。
「親子の絆」を深めるためにも、こういった親の役割を担うことは決して負担ばかりではないことをお伝えします。
チームの役割に貢献できない親が子供のためにできる役割とは何なのか?

なかにはこういった疑問をお持ちの読者もおられるはずですが、たとえ貢献できずとも、「親子の絆」は深まります。
- 野球を頑張れるために、普段からの栄養バランスを考えた食事を作ること
- 野球の話が出来なくても、家で練習後の様子をしっかり見守ること
大きな役割は上記2点です。貢献できないことに後ろめたさを感じる時は、保護者会などで、代弁してもらうなど、はっきりと役割を担えない理由を述べることをお勧めします。
まとめ

今回は、少年野球で親が必ず担うだろう役割について詳しく述べさせていただきました。
そのポイントとして、
- 役割がある理由
- 役割の種類
- 役割の中で起きるトラブル
- 親が役割を担い、子供を支える事で、子供が「見守ってくれている安心感」を得る
上記4点をあげています。

役割の負担を減らすために、「親の負担のない野球スクールに通う」、「当番の無い少年野球チームに入る」、「選択肢がない場合、野球チームに入ることをあきらめる」などが考えられますが、どれも「親」を中心とした考えですよね。
そうではなく、「誰が頑張りたくて少年野球チーム」に入るのかをしっかりと考えて、親子で沢山話し合ってください。
親の負担を承知しながら、少年野球チームへ子供を入れる。子供のためにできる期間もそう長くはありません。親も子供のために出来る「負担」を乗り越えて、「自信」をつけているのかもしれませんね。
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このサイトを作った人

野球少年を育てる4人の子の母親であり、自身も小学校1年生~高校卒業までソフトボールをプレイしていた本格的な体育会系ママ。
小学校、中学校共に県大会で何度も優勝を経験。主に、キャッチャー、ファースト、センターを守っていた。
野球などで子供を指導する「指導力」は、子供を育てる親の「子育て力」と同じであると考える。
親は子供に接する自分の姿を今一度見直し、「誰のための少年野球チームであるか」を再認識してもらうことや、スポーツを通じて、子どもに「高い自信・自己肯定感」を持ってもらえるように、指導力のアップに貢献したいと考える。

