「ピッチャーの特徴が知りたい」
「ピッチャーに向く条件は?」
「やはり、背の高い子の方が有利ですか?」
「ピッチャー向きの性格はありますか?」
「どの子をピッチャーにするか」を考える時に、よくある悩みだと思いますが、以下のポイントをおさえて最後までこの記事を読んでいただければ、
「小学生の間は、身体的な条件などに関係なく、色々な子供をピッチャーに育て上げる事が可能」です!
- ピッチャーの特徴、役割、条件をよく指導者が理解する事
- 特徴にあった子供ばかりをピッチャーのポジションに固定しない事
- 一通り様々な子供にピッチャーの練習を等しく行う事
- ピッチャーのポジションをローテーション出来るようにする事

筆者の子供も、低学年の頃からピッチャーの経験は何度もさせていただいております。球速は遅いですが、確実に「ストライクを入れる」特徴から、他の子がフォアボールを連続で出してしまう試合の途中でよく起用されています。
このような場合や、ケガや病気の時でも、ピッチャーを守ることの可能なプレイヤーが沢山いれば、指導者もですが、「子供」もとても助かりますよね。
それでは初めに、ポイントの1つ目である、「ピッチャーの特徴、役割、条件をよく指導者が理解する事」の中の、ピッチャーの特徴、役割、条件を詳しく述べていきます。
ピッチャーの特徴

ピッチャーの特徴として、
- 背番号が『1』である
- 先発、中継ぎ、抑えがある
- 野球スタートの合図である、「プレイ」がかけられた時に、最初にボールを投げるポジションである
- 投球を常に行うポジションである
- どのポジションよりも特に重要な守備位置である
主に上記5点です。詳しく見ていきましょう。
背番号が『1』である
ポジションによって背番号が決められています。下記を参照にして下さい。
| 英語(日本語) | 背番号 |
|---|---|
| ピッチャー(投手) | 1 |
| キャッチャー(捕手) | 2 |
| ファースト(一塁手) | 3 |
| セカンド(二塁手) | 4 |
| サード(三塁手) | 5 |
| ショート(遊撃手) | 6 |
| レフト(左翼手) | 7 |
| センター(中堅手) | 8 |
| ライト(右翼手) | 9 |
先発、中継ぎ、抑えがある
ピッチャーには投球制限があるため、最後まで投げ切れるケースもありますが、途中で交代する場合もあります。その時に、1番初めに投球する人を<先発>、最後に出て投球する人を<抑え>、先発と抑えの間に出てくる人を<中継ぎ>と呼びます。
野球スタートの合図である、「プレイ」がかけられた時に、最初にボールを投げるポジションである
野球の試合がスタートする時は、必ず主審の人が「プレイ」を言います。その時に、ボールを初めに持っているのが「ピッチャー」です。ピッチャーがボールを投げて初めてゲームがスタートします。
投球を常に行うポジションである
ピッチャーはピッチャーマウンドと呼ばれる場所から捕手に向けてボールを投げます。下図を参照にして下さい。

バッターが打たない限り、投球は常に続きます。
どのポジションよりも特に重要な守備位置である
なぜ、ピッチャーが特に重要なポジションかというと、
- 投球の調子により試合展開が大きく左右されるため
です。ピッチャーが悪送球ばかりだと、フォアボールが続き、相手のチームへ点数を与えてしまいます。ピッチャーの投球1つで、流れが変わってしまうんですね。

ピッチャーの特徴を理解していただいたところで、次は「役割」について解説いたします!
ピッチャーの役割

ピッチャーの役割として、
- バッターを抑える
- ランナーを抑える
主に上記2点です。詳しく見ていきましょう。
バッターを抑える
ピッチャーは、バッターに対して投球をし、毎打席三振を1番の理想としますよね。
いかに、バッターを投球制限がある中で、三振に食い止めるか。これは、ピッチャーの重要な役割であると共に、「バッテリー」の重要な役割でもあります。
*「バッテリー」……ピッチャーとキャッチャー両方を合わせて呼ぶ名

キャッチャーの役割など、気になる方は、
>>>少年野球【指導者必見!】キャッチャーに向いている子を徹底解説の記事もあわせて読んでいただくことをお勧めします!
ランナーを抑える
ランナーが進塁した時、ピッチャーは「牽制」を行います。この牽制を行う事で、1つでもアウトをとりにいきます。こういったランナーを牽制によって抑えることも、重要な役割になります。

ピッチャーの役割を理解していただいたところで、次に「条件」について解説いたします!
ピッチャーの条件

ピッチャーの条件として、
- コントロールが安定している
- 精神力が強い
- 小技が上手い
- 身長が高い
- 肩が強い
主に上記5点です。詳しく見ていきましょう。
コントロールが安定している
ピッチャーは特に小学生の場合、「ストライク」を入れる事が重視されます。練習の時は、ストライクしか投げないのにもかかわらず、いざ、試合で勝負となると、ボールばかりでは、試合になりませんよね。
コントロールが安定=ストライク球を投げる
これは非常に重要な条件です。
精神力が強い
ピッチャーは、塁にランナー(走者)がいる時など、投球のミスなどが許されない緊張感の中マウンドに立ちます。そのため、いかなる場合であっても、動揺しない「強い精神力」が必要とされます。
小技が上手い
小技というのは、「牽制」のことです。ランナーとの駆け引きをピッチャーは行います。いかにランナーをだまして、牽制球でアウトにするか。
ランナーを1人でも減らすことは、ピッチャーにとって「気になる人」がいなくなることですよね。小技を上手に出来ることも重要な条件になります。
身長が高い
身長が高いと、投球の時に出す1歩目が大きくなります。そのためバッターは、ボールがより近くから投げられているように感じてしまうのです。そのため、スピード感が増し、打ちにくくなります。
また、同じくらいの身長の子に投げられるのと、ものすごく背が高い子が投げるのと、比べるとどうでしょうか?真っすぐの目線から来る球であれば、バットもあわせて出しやすいですが、上から下へ来る球だと、勢いが増し、あわせるどころか、恐怖にさえ感じてしまいます。
肩が強い
小学生軟式野球の場合、低学年では、14m、高学年では、16mです。この距離を確実に鋭く投げるためには、「肩の強さ」が必要になります。

それでは、ピッチャーに向く子のすべてを理解した所で、どうしていけば、「どの子でもピッチャーが出来るようになるのか」、そのポイントについてお話していきます!
すべての子供をピッチャーに育て上げるポイント

冒頭で述べた通り、
- ピッチャーの特徴、役割、条件をよく指導者が理解する事
- 特徴にあった子供ばかりをピッチャーのポジションに固定しない事
- 一通り様々な子供にピッチャーの練習を等しく行う事
- ピッチャーのポジションをローテーション出来るようにする事
上記4点になります。それでは、詳しく見ていきましょう。
ピッチャーの特徴、役割、条件をよく指導者が理解する事
この記事で書かせていただいたピッチャーの役割、特徴、条件をすべて網羅し、指導者全員が理解するようにしましょう。子供に尋ねられることもありますので、ピッチャー全般を理解することは必須ですよね。
特徴にあった子供ばかりをピッチャーのポジションに固定しない事
このお話は、重要です。固定してしまえば、他の子がピッチャーのポジションを学ぶことが出来なくなります。また、ピッチャーの素質がないように見える子でも、実際にポジションにつくと、「すごく上手にできた」ということもありますよね。そう、
- 誰しもがピッチャーになれる素質を持っている
可能性があるのです。
一通り様々な子供にピッチャーの練習を等しく行う事
練習内容としては、
- 学年によって正規の長さでピッチングを行う
- 紅白戦など、チーム内で試合を行い、全員が投球できるように回す
- セットポジションや、牽制、ボークについて学ぶ
こういった練習を子供達全員に等しく行いましょう。

ピッチャーのポジションをローテーション出来るようにする事
ピッチャーの細やかな練習が成功すれば、次は実践です。練習試合で、様々な子供たちを起用し、自信をつけてあげましょう。試合で練習をして、公式戦で万が一の病気やケガがあったとしても、全員がピッチャーを守れたら安心ですよね。
ローテーションすること。これは必ず心がけてください。
ピッチャーに向く性格はあるの??

冒頭でも書かせていただきましたが、中にはこういった疑問を持つ読者もおられるはずです。ここでは、その疑問に対してもお答えしていきます。
この記事でも書かせていただいた通り、ピッチャーは、
- 9人の中で、最重要なポジション
- セットポジション、牽制、ボークなどの数多くの動作がある
- 精神力の強さが求められる
などが挙げられます。
上記のことから、ピッチャーには、
- 周りを気にしすぎない
- 多くを熱心に学ぶ意欲がある
- ハングリー精神力の高い
主に上記のような性格の子が向くと考えられます。
まとめ

ピッチャーに向く子の特徴、役割、条件などを細かく説明させていただきました。そのポイントは、
- ピッチャーの特徴、役割、条件をよく指導者が理解する事
- 特徴にあった子供ばかりをピッチャーのポジションに固定しない事
- 一通り様々な子供にピッチャーの練習を等しく行う事
- ピッチャーのポジションをローテーション出来るようにする事
上記4点です。
また、上記のようなポイントをしっかりと理解し、練習を行えば、
- 小学生の間は、身体的な条件などに関係なく、色々な子供をピッチャーに育て上げる事が可能
になります!

ケガや病気など、万が一の場合でも、指導者だけではなく、「子ども」も安心して試合に臨めますよね?
様々な子供たちを起用、ローテーションして、指導者も「新たな発見」を生み、子供たちの「自信」にもつながるような練習方法をぜひ行ってみてください。
この他にも、野球に関する記事が盛りだくさんです!少年野球のトラブル、コーチング力、バッティングの矯正方法、野球の基礎知識まで、気になる方は、
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このサイトを作った人

野球少年を育てる4人の子の母親であり、自身も小学校1年生~高校卒業までソフトボールをプレイしていた本格的な体育会系ママ。
小学校、中学校共に県大会で何度も優勝を経験。主に、キャッチャー、ファースト、センターを守っていた。
野球などで子供を指導する「指導力」は、子供を育てる親の「子育て力」と同じであると考える。
親は子供に接する自分の姿を今一度見直し、「誰のための少年野球チームであるか」を再認識してもらうことや、スポーツを通じて、子どもに「高い自信・自己肯定感」を持ってもらえるように、指導力のアップに貢献したいと考える。

