「送球が上手くいかない」
「できる子の特徴は?」
「ノーバウンドで送球できないと試合には出してもらえないかも……」
野球をいざ始めてみて、気づく「送球」の難しさ。特に、「塁間」をしっかりと送球することは必須になりますよね。
そこで今回は、
「塁間送球を出来る子は何をしているのか、また、出来ない子は何をしていないか、そして、塁間送球を上手に出来る練習法」
を詳しく解説していきます。また、以下のポイント6点をおさえて、最後までこの記事を読んでいただければ、
「送球が上達し、試合でもアウトがとれる子に成長していきます!」
- 塁間の長さを把握している
- 体重移動を心がけているか
- 上半身と下半身の動きを意識しているか
- 普段から、キャッチボールやシャドーピッチングなどを行い、自分の姿を確認しているか
- リストワーク、フットワークを鍛えよう
- 肩甲骨を柔らかくしよう

筆者の子供も同じですが、「投げれない」と「面白くない」、「面白くない」と「意識の向上がない」、「向上がない」と「面白くないので練習をしない」。このような悪の循環列車に乗っている時期がありました。
誰にでも「初め」はあります。野球の基本、「塁間送球」を出来るように一緒に頑張りましょう!
なかには、「塁間はノーバウンドで必ず送球した方が良いのか??」と疑問に思う読者もいるはずです。このサイトでは、そういった疑問に対してもお答えしていきます。
塁間送球が出来る子出来ない子の特徴

冒頭でお伝えしましたが、特徴のポイントとして、
- 塁間の長さを把握している
- 体重移動を心がけているか
- 上半身と下半身の動きを意識しているか
- 普段から、キャッチボールやシャドーピッチングなどを行い、自分の姿を確認しているか
上記4点になります。それでは、「出来る子」の特徴から詳しく見ていきましょう。
塁間送球出来る子の特徴
上記で述べた、
- 塁間の長さを把握している
- 体重移動を心がけているか
- 上半身と下半身の動きを意識しているか
- 普段から、キャッチボールやシャドーピッチングなどを行い、自分の姿を確認しているか
をすべて行っている子になります。それぞれ詳しく見ていきます。
塁間の長さを把握している
塁間の長さは、低学年(小学1年生~4年生)では、21m、高学年(小学5年生~6年生)では、23mになります。
この長さを把握することで、普段の私生活から21mや23mはどれくらいの長さかを意識できます。

まずは、親が子供に教えてあげましょう。大きな1歩が大体1mなので、21歩や23歩が塁間の長さと知れば、案外驚きますよ。
体重移動を心がけているか
これは、投げる時の基本動作になります。
- 半身の体制から軸足(後ろ足)に体重を乗せる
なるべく、膝ではなく、股関節に体重を乗せている。
- 前足を相手の方向へ踏み出す時に、体重を一気に前足へ乗せる

この体重移動と共に、体をしっかりと回転させましょう!
これらの動作を意識している子です。
上半身と下半身の動きを意識しているか
キャッチボールの時に、下半身の足の動き、体重移動の方法をしっかりインプットします。そこに、上半身の体の回転をつけて、グローブを相手に向ける事はせず、肘と肩でコンパクトに小さな動きでどこに投げるのか狙いを定めます。
また、下半身が先に相手に向かって行っても、上半身をなるべくギリギリまで横向きのまま残す動きを行います。
これらの動きを常に意識している子です。
普段から、キャッチボールやシャドーピッチングなどを行い、自分の姿を確認しているか
週末の練習だけではなく、私生活の中で友達や親とキャッチボールをしている子です。相手がいなくても、タオルなどを使用して、基本動作を行います。
また、その姿を鏡で確認したり、動画を撮って確認するなど、必ず自分の姿をチェックします。

野球への意識レベルが高ければ、必然と上達も早いですよね。塁間の送球力もメキメキと上がっていくでしょう。
塁間送球できない子の特徴
簡単ではありますが、
- 塁間送球出来る子の特徴であるポイントをおさえていない子
になります。「野球への意識向上が少ない子」とも言えます。

しかし、親が一緒に楽しめるキャッチボール法を行えば、子供も野球に興味を持ち、楽しくなります。その結果、「野球への意識が向上」し、上達していきます。
それでは、次に練習法の紹介をしていきます!
塁間送球の練習法

冒頭でお伝えしましたが、
- リストワーク、フットワークを鍛えよう
- 肩甲骨を柔らかくしよう
上記2点のポイントになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
リストワーク、フットワークを鍛えよう
リストワークとは
リストワークとは、「手首の使い方」のことです。主に、バッティングの時に使われますが、キャッチボールの上達にも欠かせない部分です。ボールのキレを良くしたり、ケガの防止にも役立ちます。
リストワークの鍛え方
バランスボールで座って跳ねながら
家にバランスボールがない場合は、椅子に座ってでも構いません。腕を伸ばします。
- 手のひらを外側に向けてグーパーを30回繰り返します
- 手のひらを内側に向けてグーパーを30回繰り返します
- 手のひらをグーパーしながら外側、内側に交互に向けながら30回繰り返します
- 手のひらを上に向けて、肘を伸ばしたり曲げたりしながらグーパーを30回繰り返します
- 手のひらを下に向けて、手首を上下に動かしながらグーパーを30回繰り返します

お風呂など、水の中で行うのも効果的です!親子で楽しく鍛えましょう!
フットワークとは
フットワークは、「足の運び」の使い方です。フットワークもリストワーク同様、キャッチボールの上達にも欠かせない部分です。フットワークを鍛えることで、下半身の動きを良くし、キャッチボールの「捕って素早く投げる」上達法を身につける事が可能です。
フットワークの鍛え方
マーカーコーンやラダーなどを使用する方法もありますが、今回は、低学年向けに道具を使用せずに誰でも楽しく取り組める方法をお話します。
ダッシュの間に手を叩く
外の広い場所で行います。
- 手を叩いてスタートします
- もう1度を叩いたら戻ってきてもらいます
- また手を叩いたら向こうに走ってもらいます
これを繰り返し行います。この時に、
- 前後に走ってもらう
- 幅跳びのような腰を落とした低い姿勢で左右に動く
- ランダムにあちこちに動く
- 円を描いて、その中で動く
上記のような場合も付け足して行いましょう。
手を叩いて動きを1度ストップさせた上で、次の動きに移ってもらいます。この時に、低い体勢のまま目線は上げずに、止まった後の切り返しを速くすることがポイントです。
肩甲骨を柔らかくしよう
送球をする時、腕、肘はもちろん、それらを回転させる際に「肩甲骨」も一緒に使いますよね。肩甲骨の動きが柔らかくないと、肘が上手に上がらず、ボールの速度や勢いも落ちる可能性があります。
普段の私生活では、大人も肘を上げる体勢をとることは少ないはずです。親子で肩甲骨を柔らかくして、送球のレベルアップへつなげましょう!
肩甲骨を柔らかくする体操
バランスボール、椅子を使用します。バランスボールであれば、座って上下に軽く跳ねながら行います。
- 両肘と両腕を顔の前で引っ付けます。
- そこから「いないいないばあ」をするように、両腕を開きます。この時、肘が下へ落ちないように平行に開きましょう。
- 閉じて開くを20回連続して行います。
次に、
- 両手を組みます。
- 肘を上げて、両手を頭の後ろまで持っていきます。
- そこから頭の上を通り、顔の前まで肘を伸ばして振り下ろします。
- 両手を頭の後ろまで振り上げ、顔の前まで振り下げる動作を繰り返し行います。(30回)
バランスボールなら、座って上下に軽く跳ねながら行いましょう。
次に、細長いタオルを使用します。
- 立った状態で両手でタオルを持ち、肘を伸ばしたまま両腕を使い体の前、後ろへタオルを移動させましょう。
- 上記を10回ほど繰り返し行います。

上記の練習法は、送球だけに限らず、野球全般の動きにも繋がります。毎日習慣化できれば、嬉しいですね。
塁間はノーバウンドで必ず送球した方が良いのか??

なかにはこういった疑問をお持ちの読者もおられるでしょう。私の知る少年野球チームでは、塁間は、
- 必ずノーバウンドで送球できなくても良いので、山ボールではなく、真っすぐライナー性のボールを投げる
ことを意識して行っています。ワンバウンドでも構わないので、鋭い球を投げる意識を持つことがポイントになります。
まとめ

今回は、塁間を送球出来る子と送球出来ない子の特徴について詳しく解説しました。そのポイントとして、
- 塁間の長さを把握している
- 体重移動を心がけているか
- 上半身と下半身の動きを意識しているか
- 普段から、キャッチボールやシャドーピッチングなどを行い、自分の姿を確認しているか
上記4点を挙げています。
また、塁間を送球するための練習法として、
- リストワーク、フットワークを鍛えよう
- 肩甲骨を柔らかくしよう
上記2点を詳しく説明しました。
初めは上手に出来なくても、繰り返し「楽しむための練習」を行っていれば、子供も野球に興味を持ち、自然とレベルアップしていきます。それまでは、親も辛抱強く見守ることが大切ですね。

少年野球で、子供を伸ばすためには、普段の私生活での親子関係も影響します。
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このサイトを作った人

野球少年を育てる4人の子の母親であり、自身も小学校1年生~高校卒業までソフトボールをプレイしていた本格的な体育会系ママ。
小学校、中学校共に県大会で何度も優勝を経験。主に、キャッチャー、ファースト、センターを守っていた。
野球などで子供を指導する「指導力」は、子供を育てる親の「子育て力」と同じであると考える。
親は子供に接する自分の姿を今一度見直し、「誰のための少年野球チームであるか」を再認識してもらうことや、スポーツを通じて、子どもに「高い自信・自己肯定感」を持ってもらえるように、指導力のアップに貢献したいと考える。

