少年野球の保護者間のトラブル【原因と対処法】

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保護者のトラブル

「あの子の親は何もしてくれない!」

「私ばかり負担を背負っている」

「ちょっと、あの人でしゃばりすぎじゃない?」

少年野球チームでは、必ずと言っていいほどトラブルが発生してしまいます。なぜならば、子供達をサポートするのは、その保護者が大半だからです。

では、なぜトラブルは起きてしまうのでしょうか?それは、保護者の負担や保護者間の「意見の対立が大きく関係しています。

それでは、どういった「保護者の負担」「意見の対立」が原因でトラブルになってしまうのでしょうか。その対処法も含めて解説していきます。

筆者の良く知る少年野球チームでも実際起きたトラブルもあります。トラブルは、早めの対応が1番です。

一緒に学び、トラブルを解決していきましょう!

なかには、「でしゃばる親がいて困っているが、どうすればいいのか??」と疑問に思う読者もおられるはずです。このサイトでは、こういった疑問に対してお答えしていきます。

保護者の負担

少年野球では、必ずといっていいほど保護者の負担が多くあります。最近では大分減少はしてきたもののまだまだ根強くあるのが、見守りも兼ねた「お茶当番」です。また、週末に練習試合や公式戦などで遠くへ遠征をする時にある「車出し」もあります。

お茶当番でのトラブル

お茶当番は、大半が母親です。特に暑い夏など、子供たちが熱中症になっていないか様子を見たり、飲み物が足りているかいないかを見て、買い出しに行ったりするなどの役割があります。また、練習や試合中に監督やコーチにお茶やコーヒーなどを出したりするチームもあるようです。

可愛いわが子のためなら、当り前じゃない?と思うお母さんももちろんいると思います。しかし、練習や試合の間中ずっとその場にいなければならないという縛りが出てきます。また、週末仕事で忙しい人や、まだ小さい子供がいる人にとっては当番をこなすことは困難です。

ここで対立が起きてしまいます。週末、当り前のようにお茶当番をこなす母親それが無理な母親です。原因はここでもやはり負担の大きさです。どうしても出てきやすい母親の方に大きな負担がかかってしまうからです。

車出しのトラブル

公式戦や練習試合など遠征がある場合、大体の少年野球のチームでは車を保護者が運転して子供たちを試合会場まで連れて行きます。車出しが全くなければ、少年野球は存続すら危うくなると言っても過言ではありません。野球道具が沢山あるため、公共手段の移動は困難だからです。

ここでも、週末に車を当り前のように出す保護者と、運転が苦手、そもそも出したくないと考える保護者との対立が起きてしまいます。行きも帰りも子供たちを乗せるため、遠い場所となると1日中その場所で過ごすことにもなります。それを嫌がる保護者も沢山いるようです。

毎回車を出すとなると、ガソリン代も結構かかります。とても大きな負担になってしまいますよね。

また、車内が土などで汚れることも度々あるため、嫌がられる原因の1つになっているようです。

保護者の負担を理解していただいたところで、次に、「意見の対立」について詳しく解説します。

保護者の意見の対立

保護者間の意見の対立として、

  • 指導法に関すること
  • 選手の起用に関すること

主に上記2点が挙げられます。それぞれ詳しく見ていきます。

指導法に関すること

練習のやり方や、子供に対する教え方などです。例えば、厳しい練習体制の指導法ではなく、子供が楽しめる練習法を願う保護者と、厳しい練習を是非行なってほしいと思う保護者の意見の対立です。

この場合、ある保護者1人が「○○コーチの指導法が気に食わない」などと、沢山の保護者の前で自分の意見を言ってしまうがために、他の保護者から、「この保護者とは意見があわないな」と対立を深めていってしまうことです。

選手の起用に関すること

選手の起用は、指導者が決定することなので基本的に保護者は直接関わりません。しかし、何があっても同じ子供ばかり起用し、ポジションを固定してしまう指導者がいます。

自分の子どもがいつも出ているならば文句もありませんが、出してもらえてない保護者にとって、「なぜ、あの子は最近バッティングが悪いのに、毎回出ているの?うちの子の方がバッティングも絶対良いのに!」と言ってしまう、もしくは思ってしまい、対立が生まれます

保護者間の意見の対立を理解していただいたところで、それぞれの対処法を細かく見ていきましょう。

トラブルの対処法

それでは、こういったトラブルはどうすれば少しでも無くしていけるのでしょうか?

それは、

  • 保護者の気持ちや金銭的な負担を減らしていくこと
  • 話し合いの場を設けること

上記2点です。

それでは、詳しく見ていきます。

保護者の気持ちや金銭的な負担を減らしていくこと

気持ちの負担や金銭的な負担を減らすためには、

  • お茶当番トラブルの対処法
  • 車出しトラブル対処法

上記2点を考える必要がありますよね。上記2点を良く知る少年野球チームで行った実際の話をもとに解説していきます。

お茶当番トラブルの対処法

この対処法として、

  • お茶当番を完全に廃止する
  • 有償の当番制を作る

になります。それぞれ詳しく見ていきます。

お茶当番を完全に廃止する

例:チームAの場合

最近までお茶当番制があったのですが、

①「お茶当番あり」を掲げているせいで、新しく子供が全然入ってこないから

②負担の偏りがあったため、監督、コーチ、保護者を含めて話し合いを重ねた結果、自分の飲み物(子供達も含め)はそもそも自分で用意すれば良いのではないか、という結論になったから

という2つの理由で完全廃止になったようです。

廃止したことにより、今までの倍の子供たちが入ってくるという結果になりました。また、短時間でも見に来れる保護者が増え、保護者同士はもちろん、監督やコーチとの交流が以前より増えたようです。

上記のチームでは、夏場は猛暑でお茶が足りなくなる子が続出しては困るので、

  • もし心配ならば見に行って自分の子供のお茶を確認すること
  • お茶を思っているよりも多めに持たせること
  • 氷嚢や冷やしタオルなどを必ずもたせること

などの注意事項を事前に保護者のメールで送っていたようです。

有償の当番制を作る

例:チームBの場合

廃止はせずに、無償ではなく、有償の当番制を作りました。

その結果、全く当番に参加できなかった人への不平、不満が減少し、当番に意欲的に参加してくれる保護者も増えたようです。

見守りの保護者の偏りは多少ありますが、「なぜ、自分ばかり」という不満を持たさないためにも、その分きちんとお金を支払う体制を作ったようです。

車出しトラブル対処法

例:チームCの場合

毎回同じメンバーが車出しをしていることに監督が気が付き、話し合いをすることにしました。その結果、車出しをしてくれた保護者に対してガソリン代を支給することにしたようです。

また、車内に入る前に、靴の泥を落としユニフォームのズボンの上からジャージのズボンを着るなどをして、車内を汚さない工夫もしました。

そうすることにより、今まで車出しを渋っていた保護者も少しずつではありますが、車出しをするようになったそうです。

それでは、続いて、保護者の話し合いの場を設ける対処法を詳しく見ていきましょう。

話し合いの場を設けること

保護者同士の意見交換の場を設けます。必ず、チームの代表者や、コーチも含めます。代表者からのチームの方針、起用の仕方などの細かい説明があれば保護者も納得いくはずです。

また、「子供達が楽しく野球をプレーするために、保護者間のトラブルを減らす、無くしていく」ことの再確認も必ず行いましょう。そうすることで、子供への悪影響もなくなりチーム力のアップにもつながります。

でしゃばる親がいて困っているが、どうすればいいのか??

少年野球チームを取りまとめて、指導を行うのは、そのチームの「指導者」ですよね。まずは、指導者に相談をして、返答を待ちましょう。

また、チーム内で集まる時など、「公の場」で話し合いをして、「子供に悪影響を及ぼさない」チーム運営を行う再確認をしてください。

でしゃばる親について詳しく載せた記事もありますので、参考にどうぞ!

>>>少年野球に必ず1人はいる|指導者が困るでしゃばる親【特徴と対処法】

会社と同じで、合うあわない人間関係は必ず出てきます。しかし、「子供のため」にできる親の役割をしっかりと理解し、子供が楽しめるチーム作りに尽力してください。

>>>少年野球【これだけは知っておきたい!】子供のために出来る親の役割

あわせて上記の記事も読んでいただくことをお勧めします!

また、チーム選びのコツを詳しく解説した記事もあります。

>>>少年野球チーム選び|5つのコツを徹底解説!ぜひ、参考にしてみて下さい。

まとめ

少年野球では、保護者がしなければならないという気持ち的な負担金銭的な負担が多いため、必ずと言っていいほどトラブルが起きやすくなっています。

その中でも、お茶当番車出しは特にトラブルが発生しやすい負担となっています。

また、試合に多く出る子供の親が中心となって、チーム運営を行う事により、試合に出れない子供の親がチームに関与しにくい、発言しにくいトラブルも発生します。

保護者の仲が良く、皆がチームの運営に関わり、親子ともに野球を楽しめているチームは「強いチーム」へ成長できます。

「誰のための少年野球か」を大人たちが考えて、チーム内でのトラブルをなくすための心がけを是非して下さい。

「保護者も子供も行きやすい楽しめる」、そんな少年野球チームにみんなでしていきましょう!

この他にも、野球に関する記事が盛りだくさんです!指導者のコーチング、強いチームになるための指導法、伸ばす子に育てる親の役割、バッティングの矯正方法、野球の基礎知識まで、気になる方は、

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このサイトを作った人

野球少年を育てる4人の子の母親であり、自身も小学校1年生~高校卒業までソフトボールをプレイしていた本格的な体育会系ママ。

小学校、中学校共に県大会で何度も優勝を経験。主に、キャッチャー、ファースト、センターを守っていた。

野球などで子供を指導する「指導力」は、子供を育てる親の「子育て力」と同じであると考える。

親は子供に接する自分の姿を今一度見直し、「誰のための少年野球チームであるか」を再認識してもらうことや、スポーツを通じて、子どもに「高い自信・自己肯定感」を持ってもらえるように、指導力のアップに貢献したいと考える。